【レポート】オンラインディベート「はたらきすぐるの憂鬱」

イベントレポート

皆さん、こんにちは。ハタラキカタソニックスタッフのたっきーです。

ハタソニ2020にご参加いただきありがとうございました!

今回は初のオンラインでの開催ということもあり、初の試みが多かったイベントでもありました。オンラインディベート「はたらきすぐるの憂鬱」もその一つ。皆さんの中には、「オンラインでディベート??」と不思議に思う方もいるかもしれません。ディベートのテーマについて、視聴者が賛成か反対か片方の論に付き、ご自身の考えをオンラインに書き込み、それをハタソニメンバー2組(各2名)が代表して、寄せられた意見を拾って論を構成するというものです。つまり、皆さんが参加すればするほど盛り上がるものの、参加しなければ面白くなくなるという、結構無茶な企画でした(笑)。が、アンケートを見る限り、皆さん楽しんでいただけたようです(よかった!)。今回は、この企画の意図や、皆さんから寄せられた感想について紹介したいと思います。

ケース概要

今回のケースは、はたらきさんの甥のすぐる君の転職についての話でした。設定として、すぐる君は、P社でのキャリアに満足し、特に、上司や同僚とのつながりという点に強いこだわりがあるが、一方で、目の前に飛び込んできた「仕事において成し遂げたいこと」のため、新しいキャリアを選択するか悩んでいる。このまま残るか、新しいキャリアを選択すべきか、あなたなら、どのように答えるか?といったものでした。ケースの詳細はこちらを参照ください。

ディベート:企画者の意図

皆さんの中には、この企画自体、「転職を促している」ように捉えられたかもしれません。ですが、私たち企画の段階での狙いは違う点にありました。それは、

キャリア目標(ゴール)をどこに置くかという点について、皆さんから見える形で様々な考え方を引き出すこと

にありました。すぐる君は、やりたいことが明確にあり、目指せるチャンスがあるにも関わらず、迷っています。つまり、それは「すぐるのキャリアで目指したいこと」に迷いが生じていると考えられます。

  • 「仕事において成し遂げたいこと」を第一に考えるなら、転職を勧めることになります。この場合、すぐるにとっての一番が仕事上の成し遂げたいことであること、それを目指しても家族は大切にできる可能性が高いこと、繋がりは維持できることを主張することになるでしょう。
  • すぐるにとっての一番は「仕事において成し遂げたいこと」かという点に疑問を置くと、転職を止めるということになります。この場合、成し遂げたいことは自社でも可能だということ、現状のかけがえのない上司や仲間との関係を継続することの方が望ましいこと、家族との時間を考慮すること、といった点を主張することになるでしょう。

ディベートでの議論の過程において、参加者からオンラインで様々な考えが寄せられます。参加者はSlidoに投稿された他の参加者の考えに触れられることとなります。ハタソニメンバーがそれを代弁して主張し、参加者がそれらを通じて自身の考えを整理します。1つのテーマについて考えを整理する時、他の人の考えが参考になることってありますよね。このように、様々な人の考えに触れ、自分自身の考えもアップデートされるこのプロセスが、私たちがこの企画で実現したいなぁと思っていたことでした。これは、オンラインだから体験できたこととも言えるので。

結果:参加者の皆さんの感想

結果としては、「転職を勧める」方が全体の74%の票を獲得し勝利しました。今回のケースは転職を勧める側にやや有利な設定だったからだと思います。ただ、アンケートにて、「キャリアについての考えが整理された」、「退職しようと思っていたが、続けてみようと思った」といったご意見が寄せられ、本当に企画して良かったと思いました。本ディベートが皆さんにとって、キャリアについて、ご自身の考えを深める良い機会になっていただけたのであれば、本当にうれしいです!

まとめ

ディベート自体初めての試みで、今回はさらに“オンラインでの実施”とレベルを上げたため、「お客さんが、本当に楽しんで参加してもらえるのか? 置いてきぼりにならないか?」といった不安は常にありました。当日も、皆さんから意見をいただいてから論を構成する時間が3分しかないという無茶な企画でしたが、非常に充実したセッションとなりました。これも、本当に数多くの意見を投稿してくださった参加者の皆さまのお陰だと思っています。アンケートでも楽しんで参加してくださったことが分かり、企画をしっかり実行に移せて本当に良かったと思いました。

今後も、こんな形で、楽しくキャリアについて考えを深められる企画を考えていきたいと思います。参加くださった皆様、楽しい時間をありがとうございました。議論の内容については、ぜひグラフィックレコーディング(こちら)をご確認ください。

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